国際公認職業会計士協会がグローバル管理会計原則(C)を日本で提供開始というリリースが出ております。
「優れた実務の指針となり、世界の管理会計に一貫性をもたらす世界初の普遍的な枠組みが日本語で入手可能となった。英国の勅許管理会計士協会(CIMA)および米国公認会計士協会(AICPA)の統一された声である国際公認職業会計士協会(Association of International Certified Professional Accountants、以下「協会」)は1日、ハイアットリージェンシー東京で開催された管理会計の優れた実務に関するCPEセミナーで、新たな日本語版のグローバル管理会計原則(Global Management Accounting Principles、GMAP)の提供開始を発表した。」
写真は2018年2月28日に開催された国際コーポレートガバナンスコンファレンスに出席した際に入手したものです。たまたまブースの前を通りかかり日本語版が出来た事を知り、担当の方にお願いして冊子を頂いてきたところでした。無料で提供というのは有り難いですね。
概要ですが、
目的及び対象
CFO、財務の専門家のみならず、財務を監視する権限を有している監査委員会の
委員長、投資家、他の利害関係者に企業価値創造、維持に際しての判断指針を提供する事にあります。
内容
実務において管理会計を導入するにあたり必要となる4つの基本的考え方から構成されています。
・Communication provides insight that is influential
コミュニケーションによって影響力のある洞察がもたらされていること
・Information is relevant
情報は意思決定目的に関連したものであること
・Stewardship builds trust
スチュワードシップによって信頼関係が構築されていること
・Impact on value is anaiysed
企業価値に与える影響が分析されていること
詳細、下記CGMAサイトよりご参照いただけます。
英語版(2017年7月):Global Management Accounting Principles framework日本語版:グローバル管理会計原則筆者:KM
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