創業10周年の御挨拶

2019.05.08



ルミナスコンサルティング株式会社は、2019年5月8日に創業10年を迎える事ができました。これもひとえに創業当初から現在に至るまで弊社に様々な形で関わっていただいた全ての関係者の皆様の多大なるご支援あっての事であり、心より感謝申し上げます。

10周年にあたって
10年前の5月8日、ルミナスは中央区日本橋のオフィスビルの一角を知人から転貸を受ける形でスタートしました。2011年の震災を契機とした神谷町への移転を経て、2016年1月に港区赤坂のオフィスに移転し現在に至ります。

私は、『人や組織の成長に貢献する』という明確な意思を持ち、会社を設立しました。お客様と共に考える事で解決策を導いてゆくのがプロフェッショナルの本来の役割であり、同じ意思を持つ、尊敬できる仲間たちと共に高い専門性を発揮し、お客様の成長に貢献したい、という思いでこの会社をはじめたのです。

10周年に際し、仕事をする上での目標、大切にしてきた価値感について考えました。それは、創業時にしたためた文章のなかに込められています。

・社会に価値を提供する仕事を、正しい方法で行う。
・高度な専門性と人間性の高さを両立する。

何もないところから会社をスタートさせましたが、続けた結果、当初は考えもしなかった世界が待っていました。たとえ一人ひとりの力は小さくても、チームで行動すれば、とても大きな推進力が生まれるという事。新しい事に挑戦する以上、全力を尽くしたとしても失敗することはある。反省はするが後悔はせず、改善し続けるという事。一つひとつの活動に真摯に取り組む事が社会や業界の課題を解決する力になり、新しい時代をつくっていくという事。そのような事をチームの皆さんから教えてもらいました。
これまでも企業でマネジメント職として沢山の仕事をしてきましたが、それであってもルミナスを立ち上げなければ決して知り得なかった事ばかりです。

『チーム』で働くということ
私が大事にしていることにチームで働くということがあります。『共存共栄』という言葉をキーワードに仲間を募り、現在、私自身は自ら実務を行うと同時にルミナスの経営を担っています。活動の推進を専門家を中心とした自律性の高いメンバーにお任せしながら、全体のディレクション及びリスクマネジメントを行ったことは、会社の転換点となりました。

高い目標を掲げ、クライアントも含めた『チーム』として全員が行動することで、自分たちらしく事業を、そして自らを成長させていくことが出来る。そう信念をもって行動しています。

設立当初からのサービスラインである国際財務報告基準適用企業に対するコンサルティングはもちろん、約3年半前にグローバルパーソンの育成という新規事業に舵を切る事を決断してからは特に、当初私が想定していた以上の事が成果となって現れつつあります。
また、多方面からお力添えをいただき、皆様には本当に深く感謝をしています。

これからのルミナス

事業に関しては、人と組織の成長に貢献するために、いわゆる『士業』という枠を自ら取り払い、活動を推進できる体制の構築を目指してきました。
高度な専門性を持つ組織として、これまでのコンサルティングの枠にとらわれない、そして新しいサービスの提供、具体的には組織のマネジメント層の人材育成や、女性活躍推進など、社会課題と向き合いながら今後も事業を進めて参りたいと考えています。

世の中は私たちが認知する以上に急速に変化しています。特にビジネスの世界に身を置いていると、10年前の常識は現在の非常識と言う事が多々あります。子供の頃の夢を大人になってもそのまま持ち続ける事が出来るような時代でも無いと感じています。IT技術の進展等に伴い急速にグローバル化が進み、英語に関しても、趣味や教養である時代は終わりを迎えつつあります。

ですから、現在持っているもののみで勝負しようとする代わりに、今の時代を生き抜くために必要なものは何かを真剣に考える必要が出てきます。
生き残るためには進化し続けなければならない、そのためには学び、主体的に行動を起こし続けなければならない。そのように感じています。

10年後、ルミナスがどのような会社になっているのか。
これまで『チーム』で歩んできたように、これからも『チーム』で前に進んで行きたい。そして一人では解決しえない課題を、今まで以上に楽しく、明るく、力を合わせて解決していきたい。仕事を通じて、お客様もメンバーも成長を続ける。それが、今までも、これからも、ルミナスの姿だと思います。

一人ひとりの力が、まわりの世の中を、日本を、世界を動かしていく。
創業10年目からはじまる新たなステージを、関わるすべての方とともに学び続けながら、楽しみたいと思います。

ルミナスコンサルティング株式会社
代表取締役 松橋 香里
                            

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