2026年10月(2019.09.25公開)

英語を学ぶ目的は何かと聞かれれば、多くの人が「話せるようになること」「聞き取れるようになること」と答えるでしょう。英語力そのものの向上を、成果の指標と考えるのは自然なことです。
しかし、東証プライム上場企業で経営企画・財務担当管理職を務める受講者が、受講後に「一番大きな成果」として挙げたのは、少し違うものでした。
|自分では気づかなかった、自分の癖
受講の感想として、まずこう語っています。
自分の表現のどこに問題があるのかを指摘していただけるのが良いです。実際に使う際の不安を解消できるなど大きな効果がありました。
英語そのものだけではなく、実際の仕事のやり取りの中でコミュニケーションをこのように持って行った方が良いと言ってくれるのが大変役立っています。
自分の発した音声へのフィードバックがあること。ピッチ(イントネーション)の話などはとても具体的に指摘していただき、自分では意識していなかった事に気づくきっかけになりました。
単に正しい表現を覚えるのではなく、自分では気づきにくい話し方やコミュニケーションの癖を知ることが、変化のきっかけになっていました。
|「厳しい人」が、わざわざ口にした言葉
変化は、周囲にも伝わっていました。
経営会議で発言をしたときに、同僚のドイツ人に「聞き取りやすい」と言われました。効果を感じて嬉しかったです。
日本本社のCFOに「日本からテレビ会議で発言の様子を見ている。日本で働いていた時から比較して格段に良くなった」と言われました。普段とても厳しい方なので褒められたことに驚くとともに成果を感じました。
普段はとても厳しい人が、あえて口にした一言。それだけに、本人にとっても確かな手応えになったようです。
|それでも、「一番大きな成果」は別にあった
聞き取りにも、はっきりとした変化がありました。受講前は60%程度だった理解度が、ものによっては95%まで上がったといいます。
それでも、「一番大きな成果」として挙げたのは、その数字ではありませんでした。
一番大きな成果は「不安感」から解放されたことです。
受講前は、自分が聞き取った内容はこの理解で合っているのか、話す際のフレーズが失礼ではないか、変な言い方になっていないか、を気にしていました。そうすると議論に集中できないのです。
学習したことで、これで良いんだと自信を持ち安心して話が出来るようになりました。自分の中にフレーズがストックされてきていますし、いいたいことに関しても最後まで言い切る割合がどんどん増えています。
音は聞き取れるが意味がわからない、という状態も減ってきています。受講前は60%程度の理解度でしたが、ものによっては95%聞こえます。
心理的負担からくる疲れが減ったので、Quality of Lifeも高まりました。
そして、最後にこう振り返っています。
このような事から、やっていることが間違っていないのだ、という感覚があります。語学というものはすぐにできるようになるとは思っていませんが、着実にレベルが上がっているとの実感が持てています。ありがとうございます。
LUMINOUS VIEW
ルミナスの視点
成果は、最も伸びた数字に表れるとは限らない
受講前に60%程度だった聞き取りが、ものによっては95%まで上がった。それでも、「一番大きな成果」として挙がったのは、「不安感から解放されたこと」でした。
自分の英語が合っているかではなく、目の前の議論に意識を向けられるようになった。
数字として何が伸びたかだけでは、成果の大きさは捉えきれません。
成果を見るとき、目に見えて伸びたものだけに目を向けていないか。少し視点を広げてみることも大切です。
英語を理由に、できる仕事を狭めない。
必要な英語は、仕事や役割によって異なります。海外との会議、M&A、海外子会社とのやりとりなど、実際の仕事を起点に、一人ひとりに必要な力を高めていきます。
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