100年時代に必要なのは無形資産の価値を高めること

活動報告
2019.09.13


”ルミナススタディグループ”が弊社赤坂オフィス会議室にて開催されました(写真)。
このグループは自身が関心を持っている事について、共通の関心を持つメンバーと意見交換をする紹介制の会です。

私自身、好きなことを仕事にしている人々と一緒に過ごす中で、人生に充足感を出していくためには、「好奇心」を「突き詰める」ことが大事だと感じています。”ちょっと面白そう”と言った程度の事ではなく、突き詰める経験です。

好奇心から始まった事を強みにするためには、実務をリアルに経験している他者からの”率直な”フィードバックが必要になります。自身を客観的に振り返る事が出来るばかりか、発想の深さと広がりを持つ機会が得られるためです。このスタディグループはこうしたフィードバックと気づきを得る趣旨から始まったものです。

今回のテーマは 100年時代の生き方
課題図書は『Life Shift~100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)Lynda Gratton/Andrew Scott 

今回もバックグラウンドの異なる多彩な皆さんが集まりました。各自が気になった事をシェアするという行為一つとってみても、その捉え方の違いに驚きます。
『今後働き続けていくために必要な資産とは何か?』『選択できるようにするためには自分自身がどのように行動していくべきか?』『既に得たものがある人はそれをどのようにして得たのか。手入れの方法は?』『有形無形の資産の構築を妨げる現状の課題は?』と書籍を読んだだけではわからない情報が引き出されてきます。話がつきません。

近年特に人材、時間の重要性に注目が集まっています。そのような中、有形の資産と無形の資産のバランスが大切である。今後は無形の資産の重要性が増々高まる。という企業経営にも通じる示唆がこの本には含まれています。

世の中は動いていますから、自分が変化成長したとしても、その度合いが世の中の変化成長よりも遅ければ、相対的に後退していることになります。生涯を通じて変化し続ける覚悟を持たなくてはならない。そのためにはまずは自己を知る事。自己を理解し学ぶには、他の人たちに意見を求め、寄せられた意見について内省すること。そして人が変わるのは、何かを知ること(知識)によってではなく、どのように知るか(物事の捉え方)を変えたときである。

イノベーションの創出に大事なのは、小規模な相互の信頼で結ばれた強力なネットワークです。紹介制のご案内になりますが、興味あるテーマがありましたら、ぜひルミナススタディグループに参加なさってみてください。

■  ルミナスコンサルティング株式会社IFRS関連業務会計英語コーチング等により企業及び人材のグローバル化を支援しております。ウェブサイト訪問はこちらから。

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