こちらのインタビューブログでは実際に英語を使って
グローバルにお仕事をなさっている方にご自身の経験をお話いただいています。
 
各方面のエキスパートの方々が、
皆様から寄せられた”英語に関する疑問”にお答えしてゆきます。
 少しづつ更新してゆきますので、お付き合いください。
今回は「ネイティブスピーカーからみた『日本人と英語』」がテーマです。
公認会計士の方からの「英語は必要か」という御質問を少し発展させて
英語学習について、Hさんにお話しいただきましょう。
※Hさんのご経歴は1-1ネイティブに聞いた日本人と英語をご覧ください。
●英語上達のために必要なこと
 
L 「さきほど管理職に昇進するためには英語が必要とおっしゃられていました。
   部下の方にどのようなアドバイスをなさっていますか?」
 
H  「短い時間でも良いから続けるという事と、何かをやりながらではなく集中する、
  という事。この2点です。まず、出来ないと思い込んでいる事が問題なのです。」
 L 「具体的にこれをやりなさいと薦めていらっしゃるものはありますか?」
 
H 「毎日5分、集中してニュースを聞けと言っていますね。」
 
L 「けっこうレベルが高いですね(笑)」
 
 ●聞き流しは意味がない
 
L 「忙しい方の英語の学習法の代表として、“聞き流し”という方法があります。
   日本では昔から話題になっていてチャレンジなさる方も多いのですが、
    これについてはどう思われますか?」
 
 H 「聞き流すという事には意味がないと思います。
  脳にとっては単なるノイズでしょう。脳はノイズを無視するように働くものだと
  読んだ事があります。語学を習得するには脳を刺激しなければならない。
  毎日刺激を与えることで積み重ねが出来、上達してゆくものです。
  聞き流しでは刺激が薄すぎるんじゃないかな。
  毎日短くても集中することが大事だと思いますよ。」
 
 L 「日本語を学ばれてネイティブレベルにまで上達なさったHさんがおっしゃると
  とても説得力があります。
  実は体験英語コーチングにいらっしゃる方で、“いままで聞き流しをしていました。”
  とおっしゃる方が割と多くいらっしゃるのです。
  たしかに一定の限られた条件下では意味があるものの、多くの場合とても効率が悪い
  方法なのですよね。」
 
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