#1-6 「英語を話すのが怖い」は発想の転換で乗り越えられる

インタビュー
2017.10.17

こちらのインタビューブログでは実際に英語を使って
グローバルにお仕事をなさっている方にご自身の経験をお話いただいています。

各方面のエキスパートの方々が、
皆様から寄せられた”英語に関する疑問”にお答えしてゆきます。
少しづつ更新してゆきますので、お付き合いください。

今回は「ネイティブスピーカーからみた『日本人と英語』」がテーマです。
前回までは、外資系企業に転職したい方のお悩みや、
公認会計士の方からの”英語の必要性、英語の学習方法について”の
質問にこたえていただきました。
※Hさんのご経歴は海外上場企業役員へのインタビュー(1)をご覧ください。

今回は、英語を話すのが怖いという方のお悩みです。

【質問】英語の表現を間違うと専門性まで疑われかねないため、
言葉選びに慎重になってしまい発言できません。
また、話をしていても知らず知らずのうちに失礼な表現をしてしまっていないかが
気になり、会話に集中できません。どうすれば良いでしょうか?(40代 会社役員)



L 「こういう方、それなりの御立場の方にはよくいらっしゃいますね。」
  「いわゆるプライドが邪魔をして、という事のように思えますが、
  日本人が一生懸命片言の英語を話している姿はネイティブの目にどう映るのでしょうか。」

H 「まず、打合せの場合は目的があります。テーマがわかっていて、
  どういう人たちがどのような意見をもっているかが予めわかっている事が多いのです。
  ですから英語については耐え(我慢して)、その人が何をいいたいのかを
  拾うようにしています。」

L 「おっしゃる通り、会議の場合は議論するテーマが決まっています。
  互いに何とか理解しようという意識が強く働くものですよね。」

H 「そもそも外国人は間違った英語をきいて『おかしい』と笑う事はあまりありませんよ。」

L 「たしかに、私が英語があまり出来ない時代、外国人に笑われたことは
  ほとんどありませんでした。
  ただ、発言しないと馬鹿にされるというのは感じたことがあります。」

H  「そうなんです。先ほどもお伝えしましたが、会議では自分の意見を発信するこ
  とが大事なのです。自分が伝えたい事を決めてゆくのが良いです。」

L 「英語であれ日本語であれ、落としどころを持って会議を進める事は大事ですね。」

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